グランショミエールの検索キーワードで入って来る人が多いの詳しく書いてみる

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現在のパリ及びフランスは芸術が盛んで美術シーンの前衛を走っているとは言えません。
過去の栄光で年配の人を引き寄せ飯を食っているって感じでしょう。
若い頃パリで絵の勉強をしたくて憧れてた団塊世代が引退して短期間ショミエールに通ってる人が結構います。
そういった人をターゲットにしている為かサロンを筆頭にコンクールへの出品料がべらぼうに高いのも若い芸術家が離れていった原因でしょう。
そこに入ってる日本の仲介会社もその衰退に一役かってる自覚を持って頂きたいと思います。
なので私はパリに住んでいながらほとんどフランスの展覧会には出品しませんでした。ドイツとイギリスがメインです。
この両国は出品料が安いです。
特にドイツは。

さて2014年の10月時点のショミエールですが、50.60代を中心に活気はあります。若い人も土曜のクロッキーでは良くみかけます。
平日の午前中は固定ヌードですが一回も参加してないので細かい事は分かりません。
自分は週一回しか行かないので。
モデルの質は日本より大分低いです。
よく動きます。立ちませんし立てません。
ポーズ中も人の出入りがオッケーなので気が散ります。
たいして暗くもないのに照明をよくつけるので人体の形がとんで良くみえません。
基本参加者達はいい人が多いです。
よく話しかけてきて君の絵は凄いとか言ってきますが本心かは分かりません。
日本だとこうゆう所に行くと神経質な人が多いですが。それに比べたら雰囲気はいいです。
学校のスタッフは若い人が平日を、年配のじいちゃんが週末を担当してます。
僕は若い方はあまり好きじゃありませんが、じいちゃんの方はいい人です。

因みにここ現在、滞在許可証の更新には系列の上部組織の学校への登録とゆう名目で使えます。
最初のビザ取りでも、もしかして同じ方法で取ってくれるのかも。
でも、この若いスタッフの方が最初のやりとりの入り口になるのでフランス語できる人連れてった方がいいです。
話せない人間に結構意地悪なので。

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One thought on “グランショミエールの検索キーワードで入って来る人が多いの詳しく書いてみる

  1. 私が感じていたことを、はっきり書いてくださってありがとうございます。当方、日本の美術業界出身で、奇縁(美術とは全く無関係に)で昨年よりパリに住むことになりました。驚いたのは、ほとんどの画廊がインテリアショップレベルの「販売店」と化していることです。ヴォージュ広場などは、通るだけで精神的苦痛です。「展覧会の国」であって、「アートの国」とは言えませんが、パリをアートの街と信望してやってくる日本人が多いことにも驚きます。また、こちらへきて思うのは、「真に描く(造る)べき才能のある人」ではなく、「描きたい(造りたい)人」がアートをやっているという状況で、これではよいアーティストが育たないのではないかと感じます。また、アーティストが保護され過ぎているからでしょうか、作家自身が「苦しんでいない」ため、底の浅い感性のものばかりを量産している印象が否めません。

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